所の法に矢は立たぬ

個人信用情報
個人信用情報は個人情報の中でも重要な情報で、プライバシーにかかわる情報です。クレジットカード会社の中ではクレジットカードの利用状況が個人信用情報 に当たります。個人情報は個人特定するだけの情報ですが、個人信用情報は漏洩した場合には大きな影響があり、損害賠償の原因ともなります。個人信用情報機 関に提供している情報はこの個人信用情報そのものとなります。そのため個人信用情報機関に登録することは申込前に承諾をとることが必要で、この承諾をしない場合にはクレジットカードを作ることはできません。また個人信用情報機関の情報は担当者以外は見ることができず、CICなどでは不要な照会をしていない かどうか定期的なモニタリングを行って監視しています。

個人信用情報機関は同業種の与信業者が会員情報を共有して適切な与信を行うことを目的に設立されています。加盟するクレジットカード会社などから情 報を収集して加盟会社がすべて参照できるようなシステムを構築しています。また消費者に対する情報の開示や本人コメントの登録をする業務も行っています。 個人信用情報機関にはクレジット系列のCIC,消費者信用系列のJIC,銀行系列のKSCがありますが、そのほかにも系列のないCCBがあります。